わたし、広島には15年前くらいに行ったきりだった。
戦争が怖かった私(当時、小学5年くらい?)は、平和公園に行っても、本気で原爆のことを考えませんでした。
怖かったから。
でも、20代後半になって凄く気になる。
世界で初めて、戦争で核兵器が実用された場所、日本に居ること。
故郷である福岡県北九州市の 小倉 は、もともと第二目標だったから、決して他人事じゃない。
原爆の事実を絶対に忘れてはいけないし、伝えることを止めてはいけないと思う。
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というワケで広島の平和記念公園に行ってきました。
平和記念資料館の一角にある、平和監視時計。1945年8月6日から24011日経過した。 |
8月6日午前8時15分に広島が。8月9日午前11時2分に長崎が。 |
ユネスコ世界文化遺産 原爆ドーム |
建物の周りにもいっぱい瓦礫が残っています。 |
子どもたちも興味深そうにこの建物を覗いていました。 |
そして、次の日の朝、今まで入ったことが無かった平和祈念資料館の中へ行ってみた。
朝早くから沢山の人たち。(資料館内はフラッシュなしであれば撮影可能です) |
その日、8時15分で止まった腕時計。 |
フィリピンの教科書に載っている原爆の記事。 |
資料館ではフィリピンの教科書が見れるようになってた。
それによると「原爆投下は、太平洋戦争の終焉における最も重要な役割を果たした」という記述があって、この表現が日本の捉え方と違うところなんだなって思った。
左は原爆が投下される前の航空写真、右は原爆投下後の航空写真。
全てが取り払われていることが分かります。
通常溶けるはずのないものが溶けました。 |
黒い雨が壁をつたった跡 |
子どもが当時の写真や資料をじっと見て動かない様子をみて、その両親が「見せてよかったんかな?」と心配してたらしい。
その子が怖がっていたなら、ちゃんと抱きしめてあげたりして安心させて欲しいなって思いました。
平和の勉強が終わったらおもいっきり楽しいことして欲しいな。
昔、何かの記事でね、coccoが言ってた
ReplyDelete「こういう事を子供に伝える時は、POPでないといけない」って
coccoは、おじいちゃんから、リアルに、だけどPOPに、戦争の話を聞かされていたらしいよ。
なんだか、それすごく納得 って思ったのを思い出したよ。
>かおりちゃん
ReplyDeleteホントそれ納得やね~!両親の不安って子どもに伝わるし、ちびっ子の不安をぬぐえるのは、両親だと思うけんねー。
香が良いよった家族も、あの後たくさんの楽しい思い出を作れてればいいねー!うちらみたいに(笑)
すごく納得や。