あたし、スペイン映画が好きみたい (笑)
ラテン映画なのかな? 今までどれくらいラテン映画を観たかも忘れたけど…。
陽気なイメージだけど、結構真面目なテーマを持ってる。
影のある映像だったり、話だったり…。
陽気だからこそ、陰が映えるのかな。
家族の絆 がテーマの映画となると、
あたしはアメリカ映画より ラテン系が好き。
アメリカ映画は美し過ぎる。
*
金曜日、DVDレンタルショップに行って、映画を探してると、
その鮮やかな真紅のジャケットと、なんだかモノ寂しい題名に惹かれた。
ペネロペ・クルス主演の「ボルベール 〈帰郷〉」
正直、面白くなかったらやだな って思って、最後まで迷った末、結局借りることにした。
そして、結果は・・・・・・・ 借りて正解。 (こういうとき嬉しい 笑)
ぺネロぺのイメージが変わった映画だった。
ぺネロぺの演技も たくましいというか、カッコいいというか、華奢で、すごくセクシーなのに、立派な母親の貫録があるというか… 好きだったな。
キャスト全てにおいて違和感がないって言うか…
他の女優さん知らないけど、魅入った。
色も好きだった。
この映画が出す雰囲気も。
そして、この映画オトコの出番が超少ない。
女 女 女 女 女 (笑)
女中心の話。
ドロドロし過ぎてんのかと思ったら、そう思わせないし。
ハッピーでもアンハッピーでもなく、
アンハッピーだけど、その中のハッピーを見つけて生きてる感じ。
家族の絆 も描かれたりして。
それで、あたしふと思った。
ラテン映画といったら、以前 『オールアバウトマイマザー』 っていう映画も観たなぁ って。
それも独特な雰囲気で、その雰囲気・色・女優さん 全部よかったんだ。
そしたら、監督が一緒だった。
だから、私、 たぶん ペドロ・アルモドバル監督 が好きなのね。 (笑)
私、 ○○監督の作品 なんていう肩書きのようなものはあまり気にしないし (というか覚えれないw)、
映画だけじゃなく、洋服とか音楽とか全てにおいて、雰囲気とか色とか匂いとか… 要するに感覚で善し悪しを決めちゃうんだけど
初めて映画作品において 監督 ってもんを意識した。
(そういえば、岩井俊二監督 は、スワロウテイルを観た時に好きだって思ったけど。まだリリィシュシュ観てないし…)
なんだか少し大人になった気分 (笑)
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ここまで、紹介しておいてあらすじを書かないのもどうかと思うから (笑)、あらすじを紹介します。
失業中の夫の分まで働く、気丈で美しいライムンダ。だが彼女の留守中、夫が15歳になる娘パウラに関係を迫り、抵抗した娘は勢いあまって父親を殺してしまう。愛娘を守るため、ライムンダは必死に事件の隠蔽を図るが、その最中に「故郷の叔母が死んだ」と知らせが入る。一方、葬儀のため帰郷したライムンダの姉ソーレは、大昔に火事で死んだ姉妹の母の亡霊が、1人暮らしだった叔母をこっそり世話していた、という奇妙な噂を聞く。
(goo 映画 作品解説・紹介 ‐ボルベール 〈帰郷〉 ‐ より)
そしてこの女系家族の絆やら過去の清算やら それぞれの苦しみ哀しみ が話を織り成していきます。
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