10.19.2010

サタデーナイト。

土曜日、SATC Season6 を観てたらすっかり暗くなって余裕で夜10時を過ぎていた。


洋服を着ては脱ぎ、着ては脱ぎ、髪の毛を結んでは解き、結んでは解き、再生ボタンと一時停止ボタンを交互に押しながら、ちょこまかと用意をしていたら、あっという間に時が過ぎていた。


結局、タンクトップの上から母譲りの大判ストールを巻いてポンチョ風に。髪の毛はおろして行こうとアイロンをかけたのも虚しくオールバックの一つ結びにして、ちょっと街まで買い物・・・ ってくらいラフな格好になった。




午後10時半、後輩から電話が来て急いで階段を降り、ワクワクの小走りでタクシーを拾いに大通りへ向かった。
土曜の夜、イベント会場のビルの下には若者がわんさか溢れていた。お洒落した若者たちが肌寒い夜風に吹かれながら1つの灰皿を囲い込んでタバコをふかしていた。
イベントの盛況ぶりが伺えた。それを見て、後輩とエレベータの方に急いだ。




ビル8階のCAPARVO Hall に着くやいなや、重低音が心臓に響いた。クラブに来たって実感が湧く瞬間…
すぐさま金を払い、ZIMAを頼み、ボトルを握っていざ会場内に入ると、もうこの時間からすごい熱気。グルーヴィーな音にあわせて皆が踊ったり、騒いだりしてる…。





さて先週土曜のイベントは、


Beauty Factory @ CAPARVO HALL 2010.10.16
Special Guest DJ: Elli rose, Tomoyuki Tanaka (FPM), 中田 ヤスタカ (Capsule)


でした。ツボ系だから行ってきたんだ。そしたらやっぱりツボでした(笑)
Elli Roseもカッコよかったけど、FPMがすっごいカッコよくてもう一気にファンになっちゃった。


中田ヤスタカは… なんか違いました。空気がすごいの。



ところで、あたしにしては珍しく、このイベントでは踊らずにはいられなかった(笑)
来る音来る音、全部カッコよくて、全部面白い。型にハマっていない自由なパフォーマンスに感激&安心をした。「自分が思うようにやっていいんだなぁ」って(笑)
FPMなんてカッコ良すぎて、そしてツボ過ぎて、汗かくくらいはしゃいだ(笑)そして会場の空気はMaxテンションで、音にあわせて皆がひとつになった。
単純に、あの空気が、あの音が、すごかったなぁ。


そして午前2時過ぎ、中田ヤスタカ 登場。
いつもなら、限界ギリギリヨロシク状態なのに…あたし… 生きてる(輝)
(去年のイベントでは中田ヤスタカが出てきた頃には立って寝てたからw)






すっごいカッコよかった。


というか空気感がFPMとは全く違って、途中から踊ることも忘れて凝視していた。
なんだか得も言われぬ空気を持った人だなって思った。オーラ?空気? すべてを自分のものにしてしまうような…。けれど意識せず、ただ淡々と自分が思うように皿を回していってるような…。


その淡々とやってる姿が、すごく見えた。
(去年は寝ていたので、そんなこと知らなかった 笑)




クラブでこんなこと考えるのも邪道だけど、なんだか考えてしまった。
それぞれの場所で、人は必ず人に対して自分を示していく必要があるんじゃないかって。それってとっても怖いけど、その反応次第では、「やり甲斐」を感じるんだろうなって思う。それがきっと、「天職」ってもんなんかなって…。 一言じゃいい表せれないんだけど…。淡々とただ黙々とリズムをとりながらターンテーブルを操り、時に歌詞を口ずさみながら、真顔で、すっごい音を生み出してるのを見てたらそう思った。


そんなことを凝視しながら思ってると、お兄さんに話しかけられた。


「おいおい、もっと騒がんと(笑)」(笑)






サタデーナイト、あたしにとって刺激的な夜だった。





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